チサタイムラー

世の中の疑問や謎を感じたままを綴る

【北斗の拳の初期設定】

「北斗神拳と南斗聖拳が戦えば、相討ちになる」


これは連載開始当初に、
どこかの村長が言ったセリフです。


言葉の通り
北斗神拳と南斗聖拳が相まみえれば、
両者ともに生き残れないという
まさに頂上決戦なみの設定です。


ところが、
ストーリーが進むうちに
南斗聖拳には108派もあることが判明。


そしてケンシロウにとって
最大のライバルであるシンですら、
108派のひとりに過ぎないことが分かりました。


まぁ、シンは108派の頂点に君臨する
六聖拳のうちの

「孤鷲拳」

の使い手とのことですが、
その他大勢のひとりに成り下がったことは
否めません。


この設定が加わったことで、
ケンシロウは南斗聖拳の使い手達を
次々と打ち破ります。


既に相討ち設定は崩壊しました。

 

 

【対面・ユリア人形】

数々の雑魚どもを蹴散らし、
シンの本拠地『サザンクロス』に
乗り込むケンシロウ。

最上階に到達したケンシロウは
愛しの恋人・ユリアと対面を果たします。

ただこのユリア、
結論的にはシンがこしらえた
良くできたマネキン。

ただの人形です。


しかしケンシロウは
人形とは気づかずにシンとの決戦に挑みます。


ここで多くの読者は思ったことでしょう。

「オーラで気づけよ」
って。

ケンシロウともあろう人物が、
まさか人と人形を間違えるはずはありませんよね。

それとも
愛ってそれほど盲目になるのでしょうか ・・・。

 

相討ちなく北斗の勝利

北斗神拳 VS 南斗孤鷲拳 

2度目の戦いは
ケンシロウの圧勝!

「相討ち」という設定すら
入り込む隙がないほど、
シンを一方的に打ちのめしました。

ここで第一部は終了。

いよいよ第二部に突入です。

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