チサタイムラー

世の中の疑問や謎を感じたままを綴る

【国会議員の休暇について】

入退院を繰り返えす安倍総理。

その報道の中で休暇に関する話題が取り沙汰されている。

 

これは麻生副総理の記者会見でも

「147日間休みなし」が強調されていたので記憶に新しいし、

政府付き御用コメンテーターで有名な田崎史郎氏も

「総理は休みがなく大変だ」と擁護している。

 

そして国民の中にも時折

「総理は私たちのために頑張っている」だの

「たまにはゆっくり休んで欲しい」という声が聞こえるが、

このような発言に疑問を感じざるを得ない。

 

そもそも総理大臣をはじめとする国務大臣、国会議員らは

国や国民のために働く公僕である。

これは議員として立候補した時に国民に約束する大前提だろう。

 

立候補というのは推薦とは違う。

自ら率先して、自らの意思で「議員になりたい」と思って選挙に出るのだから、

国民のために働くのは当たり前以上に当たり前のことである。

 

命を賭してでもその職に殉ずる覚悟がない人間が

議員になること自体疑問だ。

 

その覚悟を持った人間に対して私たち国民は一票を投じ、

血税のうち一部を彼ら、彼女らの報酬として捧げている。

 

議員は名誉職ではない。

 

名誉職ではないため、

議員になったことが終着点ではなく、

国民のために全てを捧げて働く始まりである。

 

よって、休みなど初めからあると思っている方がおかしい。

 

実際ちゃんと実務を全うしている議員ならば、

議会が閉会しているときに休養をとっている。

かしこい時間の使い方をすれば休みを取ることなどたやすい。

 

しかし、それは一般的な議員のこと。

 

国務大臣以上、特に総理大臣に立候補する人間なら、

4年間の任期で休みがあると思っている方がおかしい。

 

政治も経済も、国際情勢も絶え間なく常に動いている。

 

その国民活動の全てに責任を負う覚悟を持った人間だけが、

その最高の職、国のトップ、リーダーたる総理大臣になれるのだ。

 

もし議員の中で休みを強調するような人間がいるとしたら

早々に議員をやめてサラリーマンなり、一企業の経営者になるべきだ。

 

このような甘い考えは二世議員とかに多く、

政治家ではなく政治屋として活動しているからだと感じる。

 

特に一時期議員の育休問題が話題となって、

実際に育休を取得した議員がいたが、

国会議員の子供とは「国民」ではないのだろうか。

 

その国民たる子供を最置いて、育休を取りたいのなら、

一旦議員辞職して政務から退き、

改めて実子が成長したおりに立候補しなおせばいい。

 

それができないのであればただの「甘え」である。

そして一国のトップたる総理大臣ならばなおさら。

 

体調に不安があるのであれば、

早々に退陣して後任に職務を引き継ぐくらいの責任感は持ってほしい。

 

今の総理、安倍晋三氏の行動は、

首長クラスでもなければ、県会議員にも劣り、

せいぜいが市会議員に毛が生えた程度の動きに見えてならない。

 

市会議員の中には地域の有力者に押されて

対外的には立候補者と思われがちだが

実は推薦で強要されている議員も中には存在する。

要するに地域有力者たちの御用係だ。

 

その御用係と安倍総理が重複してならない。

 

与野党問わず、

政治に対する信念がありかつ責任感を持つ議員もいるだろう。

 

責任感がないものがリーダーなど務めるものではない。

 

早々に退陣を決めた方が自身の体調のためでもあり

そして、国民のためでもある。

 

そしてゆっくり休暇をとり休養して欲しいと願う。

 

 

 

 

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